外装が弱いLavie HZ750LAを守りたい
今お気に入りなノートPCがLavie Hybrid ZERO PC-HZ750LAG(以下Lavie HZ750)なのですが、
このマシンは過剰すぎる軽量化で、13.3インチの2in1変形機構を持って831gという驚愕の軽さを実現しています。
しかしLavie HZ750は、その軽さの代償として、天板などの外装が薄すぎてへこみ傷ができやすいという特徴も得てしまいました。
と言うのも、メルカリやヤフオクの中古出品で、ボディがへこんでる機体が多すぎるんです!
僕はガジェットに関して、かなりの保護厨だと自負していますw
液晶保護シートと本体ケースをつけないと精神的に使用を開始できないほど。
MacBook12も愛用してるのですが、ノートPCであるのも関わらず、ケース関連が驚くほど充実してて安心して使えています。
だからLavie HZ750も、何かひとつくらい本体カバーがあるでしょ!
という軽い気持ちで、確認もせずに購入したのですが…。
いざネットでケース・カバーを探してみて、すぐに絶望することになりました。
ケース・カバー関連の無さに唖然
もうね…参りました。
本当にひとつも、本体カバー・ケースの類が存在しなかったんです!
まずApple製品が特別だったと言うか、異常であることを知りました。
と言うよりも、国産ノートPCのニッチさを舐めていましたw
本体カバーはいざ知らず、専用のキーボードカバーすら無いだなんて信じられません。
どうやら、ノートPCというジャンルは、基本的にカバー・ケース類が存在しないのが当たり前みたいです。
Appleは例外として、MicrosoftのSurfaceと、DellのノートPCに海外製品がわずか存在するのみでした。
僕は凄く焦っていました。
安心して使えないとガジェットとしての魅力も愛着も半減しちゃう(T_T)
こーなりゃ作るしかない!
普通のノートPCなら、気をつけて裸で運用するのにも妥協できるんですが…
Lavie HZ750は赤ちゃんの肌のようなデリケートさのノートパソコンです。
この奇麗な天板を守りたい!
愛着がわいてきたころに、天板の凹み傷を見つけたショックを想像すると…
これはもう作るしかない!という決意に至りました。
選択肢ではないんです、しかない、やるしかないw
プラ板でカバーを自作する!
幸いなことにLavie HZ750のボディ形状は平面がほとんどを占めていました。
これなら背面のゴム足さえ外せば、プラ板のカットと穴あけ加工のみでいけるんじゃ?
ケースを作るというと難しい印象でしたが、実際のプランを考えてみると、思ったより簡単そうです!
要は、天板と背面とパームレストをプラ板で覆えれば、へこみ傷の恐怖からは解放される訳ですね。
逆に言うと、表面にシールを貼るだけみたいな保護の仕方だと、その目的が達成できないということです。
だからプラ板などの固い素材は必須でした。
タミヤ 楽しい工作シリーズ No.191 透明プラバン 0.3mm厚 B4サイズ 4枚入 工作素材 70191
Lavie Hz750はCPUがi7なので、熱でプラ板が変形しないか、は懸念材料でした。
そこで、プラ板の耐熱性を調べたところ、おおよそ90℃くらいまでは大丈夫のようです。
ダイソーなどに売ってるプラ板は、熱で縮ませてアクセサリを作る用途と記載されてるので止めておきました。
金属板などを使うと加工の大変さが段違いになってしまうため、タミヤのプラ板がベストかなと。
厚みは耐久性と重量のバランスを考えて0.3mm厚にしました。
真っ白なタイプもあったのですが、デザインを邪魔しそうだったので定番の透明タイプに。
どうせやるならデコレーション要素にもこだわりたい
スマホなどでカバーと言えば、見た目の変化も楽しい要素のひとつですよね。
今回は、プラ板にカーボンシートを貼ることでデコレーションも楽しもう!とプランを立てました。
カーボンシートって言うと黒が有名ですが、カラフルなものもたくさんあるって知ってました?
僕のLavie Hz750はフレアゴールドなので、近い色系統で良さそうのものを探しました。
迷った後に、黄色ベースで紫色にグラデーションがかかったマジョーラカラーというものを選んでみました!
見る角度や光の当たり方で色が変わって、幻想的な美しさがあります。
出来上がった自作カバー!
Lavie HZ750の天板形状、背面の通気口に合わせてプラ板をカットし、
カーボンシートを貼って完成した、自作カバーがこちらです!
ついでだったので、パームレスト部分も作っておきました。
マジョーラカーボンシートの色味は、思ったより派手じゃなくて大人っぽい。
ゴールデンというよりもブラウンよりって感じです。
カッターマットとナノピタ定規でカットの難易度は下げられる!
プラ板を切る工程は簡単そうに見えて、慣れてないと結構ミスしがちです。
そこで、僕がお勧めするいくつかの方法・コツを書いておきます。
プラス カッターマット 両面 A4 230×320mm グリーン 48-573
プラ板を切り出すコツとして、方眼をガイドに直角と平行をしっかり出すことが非常に重要なんです。
次に、滑り止めが付いている定規を使うこと。
僕はナノピタという定規を使っています。
実はカット時のミスは、そのほとんどが定規かプラ板がズレてしまうことによって起きます。
だからカッターマットと滑り止め定規の両方で滑り対策をしてやると、難易度を大幅に下げられるんです!
ソニック 定規 ナノピタ カッティング定規 30cm リバーシブル SK-7504
最後に、カッターは1回で切ろうとせず、何回か往復して切る意識を持つことも重要ですね~。
これらを守れば後は、普通に切るだけで、思った通りに切り分けられて楽しいですよ!
本体に傷をつけないカバーの取り付け方
プラ板の本体への取り付けは、両面テープしかないと思います。
でもこの計画の目的は、プラ板でノートパソコンを傷から守ること。
だから、プラ板の取り付けで本体に傷がつくリスクがあったら意味がないんですねw
両面テープで、本体の塗装を剥がしてしまったりすると絶対に嫌ですよね。
そこで使うことにしたのが、弱粘着の仮止め用の両面テープです!
以前まではナイスタック リムカと呼ばれていた製品ですね。
ニチバン 両面テープ ナイスタック 弱粘着タイプ 15mm×18m NW-R15
仮止め用という記載を見ると、使用中に取れちゃうんじゃないかという不安もありました。
でも実際に試してみた所、広範囲に貼れば十分な保持力がある、ということが分かりました!
これで傷を心配せずにプラ板の自作カバーを着けることができます!
自作カバーで保護されたノートPCが完成!
シールタイプのゴム足を貼っています
この保護されてる幸せ…最高!
見た目のオリジナリティによる自己満足感も非常に高いです。
Lavie HZ750を自作カバーで保護してやることで、外装の弱さという弱点を克服できました。
これで、超軽量かつ保護性を持った、実用性全振りのノートPCが完成しました!
やろうと思ったら複数作って、カラーの着せ替えなどもできるかもしれませんねw
さぁ後はフリーカットのキーボードカバーをつけて完全体にするぞ!
あとカッティングシートで側面も保護して…
後日、フリーカットタイプのキーボードカバーを付けました!
この記事での経験をさらに発展させて、MacBookみたいな世界最軽量ノートPCを作りました!
さらに…ガジェットをカスタムする楽しさにはまってしまい3Dプリンターを導入!
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