全てを失った悪夢から…新しい夢への再出発!

あんな
何ですか!?そのペンの持ち方!

 

うらぎ
ああ…これね…かなり暗い話になっちゃうんだけど…。
あんな
もしかして…右手にある傷痕?手術の痕?と関係あるとか?

 

あんな
過去に…何か大変なことがあったんですか?
教えてください!!
ジュラビー
うらぎ あの時
とんでもなく 苦しんだ
ジュラビー
ぼくだけが ずっと見てた つらかった…
うらぎ
ジュラ…。
うん…わかった…話すよ!
目次

特大コンプレックス

あなたには…コンプレックスはありますか?

実は…僕は手に障害を持っています
と言っても、障害者認定はされないレベルの”小さな障害”です。

でもその小さな障害が、人生に与えたダメージは凄まじいほどに大きなものでした。

その小さな障害はいつしか…僕の中で”特大コンプレックス”に変わってしまったんです。

そう…”みんなと同じように生きられない”という特大コンプレックス。

ゆうり
あんた…ずっと…
自分は訳ありの人生だって言ってたわね…。

本気で自殺まで考えた”地獄の体験”

全ては…いくつもの最悪が重なって全てを奪われることになった…ひとつの理不尽から始まりました。

夢、心、若さ…全てを奪われた悲劇

子供の頃から絵が好きだった僕は、いつしか「イラストレーターになりたい!」という夢を持つようになりました。

絵描きを目指していた時に描いたイラスト

絵に人生をかけるつもりで頑張って、時期的にもう後戻りできないって時に、その理不尽は起きたんです。

それは、絵描きにとっての命である右手を、不可抗力によって壊されてしまうという悪夢。

美術系の大学に通い、それなりに充実した日々を過ごしていた時…
突如、日常生活が送れなくなる程の激痛が、右手を襲いました。

手の神経が爆発したかのような…瞬時にこれはただ事ではないと確信してしまうほどの衝撃でした。

そうして始まった…地獄のような日々。
常に慢性的な手の痛みが続き、指に何かが触れれば激痛が走る。

大学どころか、日常生活すら送れなくなってしまいました。
耐えがたい痛みに歯を食いしばり、真っ暗の部屋の中でただ泣いているような毎日。

うらぎ
なんで僕だけがこんな目に…
神様なんて…いないんだ…。

絵の勉強に励む毎日だったのに…いきなりペンを握ることすらできなくなるだなんて…。

180度変わってしまった現実に僕はただただ混乱し…
様々な感情を巡らせながら…深く絶望していきました。

治らなければ僕の人生は終わり!

この未曾有の危機において僕ができたことは…たったひとつだけでした。
それはもちろん、病院に行くこと

しかしながら…その唯一の望みは、いとも簡単に断たれてしまいます。

なんと…病院を何箇所周っても”原因はわからない”と言われてしまったんです!

長い待ち時間と、度重なる検査に疲弊しながら…
それでも僕は新しい病院を探し続けました。

その間もずっと続く耐え難い痛み…
それどころか日が経つにつれて痛みは悪化していきました。

大学の友達は就職活動を始めていて、自分だけが取り残されてしまう強い焦り…。

次第に僕は大きな恐怖に包まれていきました。
このまま治らなければ人生を奪われてしまう…という確信に近い恐怖。

大学新卒としての賞味期限は迫っていた

大学3年〜4年というタイミング。
それは…悪魔の悪戯としか思ないほど考えうる最悪のタイミングでした。

絵を描いて食べていこうという人生計画は…白紙に戻すしかない…

悔しすぎるよ…そんなの絶対に納得できない!
それまで血の滲むような努力をしてきたつもりだった僕には当然の感情でした。

就職活動をする”新卒カード”の時期は、日本の社会において最も価値が高いタイミングです。
そんな時に心を完全に壊してしまったら…

僕は…もし手が治らなければ…人生そのものを失ってしまうかもしれない、そう脅えていました。

ゆうり
運が悪いだけで人生が壊されてしまうとしたら…
確かに納得できないわね…。

技術を失い心が壊れてしまったら…僕は22歳の赤ちゃんになるのかな…。
一人前になり損ねたことを一生みんなに笑われて生きるのかな…。

そんなの多分…耐えられない…。
それは恐らく…死ぬよりも苦しいことだろうな…。

世界で自分だけが孤立したかのように感じた数ヶ月。
周りの誰とも全く共感できないという状態は…想像を絶するほどの苦しみでした。

ここから僕は…
身を粉にして何とか、痛みの原因を突き止めることに成功します。

人生そのものをかけた手術の結果は!?

あんな
障害の原因はすごく意外な場所にあったんでしたよね。

続きはこちらから!

紆余曲折あってからの… ”僕が左手で絵を描く理由”は こちらから!

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