厳しい現代社会による終わりのない苦悩に、生きるのが嫌になったことはありませんか?
人間関係の悩みやパワハラなど、消耗による苦しさを減らせるたったひとつの考え方があります。
生きづらさの原因は”消耗”にある
「なんでこんなに頑張ってるのに報われないの…」
そうなってしまう最大の理由は、消耗してしまう生き方にあるんです!
消耗とは、考え方や頑張り方を間違えることによってエネルギーを無駄にしてしまうこと。
どれだけやる気があっても、環境が良くても、考え方の根本が間違ってて消耗が起きていると、それだけで全く結果を出せません。
僕もこのことに気づいてなかった過去、無限に消耗してきました。
それはもうひどい要領の悪さで、空回りの天才、消耗のプロフェッショナルとでも言いましょうか。
大きな挫折から立ち直るために様々な考え方を学んでいた時に、
消耗の原因が2つの人間心理によって引き起こされていると気づいたんです!
それが、比較してしまう習慣と、期待してしまう習慣です。
どちらも人間の本能レベルで起きている心理で、誰もが感じたことがあるはず。
「周りのみんなが当たり前にできることが自分だけできない…」
「こんなに努力してるのになんで評価してくれないの!?」
「他人が無理すぎる…」
実はこのような消耗を無くすことができる魔法のような考え方があるんです!
それは、ひとつの意外な視点を持つこと…
自分の力が届くかどうか?を見極めることです!
自分の力が届くかどうか?
無駄な消耗を防ぐための最強の考え方。
それが、自分の力が届かないものへの期待や比較を止めるという考え方。
一切気にしない、エネルギーをロスしない意識を持ちます。
消耗とは、頑張ったのに結果が安定しないから起きる現象です。
なんで結果が安定しない、裏切られてしまうのか?
それはこの世界には自分の力が届かないものが存在し、それにエネルギーを注いでしまうことがあるからです。
現代社会は、自分の力が届くことと届かないことが複雑に絡みあっています。
そして人間はこの2つに対して同じように、期待や比較をしてしまいます。
つまり、全く同じようにやっているつもりが成功したり失敗したりして、その原因がわからない状態に陥ります。
これこそが、消耗を繰り返してしまうことの原因であり仕組みなんです!
このことにさえ気がつければ、消耗しない考え方がわかってくると思います。
自分の力が届くものなのか、届かないものなのか、を見極めれればいいって訳ですね。
見極めると言っても、毎回考えていては大変です。
でも大丈夫、実は自分の力が届かないものは大きく3つのくくりに分けることができるんです!
その3つとは…他人、過去、未来です!
消耗しないで生きられることの利点は、苦しさを無くせるだけじゃありません。
エネルギーの無駄を無くせることで他の人よりも優位に立てる、そして結果的に人生を楽しくできるんです!
他人が絡むことは自分の力が届かない
まず、自分の力が届かない最も分かりやすいものが、他人に関する全てのことです。
他人には絶対に期待しない。
他人と自分を絶対に比較しない。
他人は、受け入れるしかないものだと認識します。
そういう世界の仕組みだと理解できれば、自然と他人を受け入れられるようになります。
現代社会における消耗は、大部分がこの他人に関することと言っても過言ではありません。
でも他人を避けて生活することはほぼ不可能。
だからこそ、考え方での消耗を無くしてエネルギーを無駄にしないことが大切になります。
それは他人に対してドライになり、嫌われてもいいという感覚を作ることとも言えます。
自分自身への期待はしていいの?
難しいのが自分自身への期待です。
自分自身、それはもちろん自分の力が届く概念です。
それなのに期待してた結果が出せなくて、ひどく落ち込んでしまったりしませんか?
これはエネルギーの消耗に他なりません。
ということは期待するべきものじゃなかった=自分の力が届かないものだったということ。
え?自分自身なんだから自分の力は届くはずでしょ?って思いますよね。
どういうことかと言うと…
その原因は、自分自身ではなく、未来に期待してしまったことにあるんです!
そう、未来は自分の力が届かないもの、という訳なんです。
未来は受け入れる覚悟をする
未来は自分の力が届くように勘違いしやすい、危険な概念です。
未来への期待は、いとも簡単に裏切られるものなんです!
僕は大学生の頃に、絶対に防ぎようのない理不尽によって、未来を奪われた経験があります。
大きな心の傷を代償に、この世界は自分の力が届かないもので溢れているって確信できました。
だから未来に期待してはいけない。
けれど、未来を良くしたいという気持ちがやる気のエネルギーになるのも事実。
そこで重要になる考え方が…
未来を良くするための今に集中しよう!という意識です。
過去は今を良くするためのもの
では未来とは反対に過去はどうでしょうか?
過去のことを思い出して、あの時はひどい目にあったな…ってイライラし直てしまう経験ってありませんか?
そう、過去はとても分かりやすい自分の力が届かない概念ですね。
過去を自分の力で良くすることは絶対にできません。
苦い過去を思い返すことは、何度も期待を裏切られる体験を繰り返しているようなものです。
自分でわざわざストレスを発生させている選択に他なりません。
でも実は、そんな過去にもすごく重要な利用法があるんです。
それが今の行動をより良くするために過去を利用する、という考え方。
失敗を繰り返して成功に繋げる、人間に備わる本能をしっかり機能させる意識です。
今この瞬間だけに集中して生きる!
今までのことをまとめると、他人・過去・未来には一切エネルギーを割かずにありのまま受け入れること。
これは言い換えると、今の自分の行動のみにエネルギーを割くべきだ!ってことになります。
自分の力ではどうしようもないことは、いくら考えても運でしかない!っていう確信。
それこそが、人生を不幸にする消耗を極限まで減らせる魔法なんです。
今を良くできれば、良い未来はついてきます。
失敗などの辛い過去にも、今を良くできるという大切な役割を意識します。
自分の今の行動、それはこの世界で唯一、頑張っても絶対に裏切られないものなんです!
すなわち消耗しないもの。
それ以外のものに期待すれば、運次第で裏切られて絶対に安定できません。
そこで起こるのが人生を不幸にしてしまう消耗という恐ろしい現象なんです。
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