「自分は悪くなかったんだ…」この世界は平等じゃないって確信すれば幸せになれる!その理由とは?ペシミズム ニヒリズム

うらぎ
なんで僕だけがこんな理不尽な人生を送らないといけないのか…。神様なんて…いないんだ…。
ゆうり
うらぎ…もしかして自分だけに理不尽が起こったことが…おかしなことだと思ってるの?
うらぎ
だって…そんなの不平等じゃないですか!
ゆうり
そう…この世界は不平等が当たり前なの!救いなんて無いの!
あんな
そ、そんな…言い過ぎですよ!ゆうりさん!
ゆうり
でもね…不平等な世界、救いがない世界って確信することが、あんたが一番幸せになれる考え方なんだよ!
うらぎ
不平等を…救われないことを…確信する?どういうことですか!?
ゆうり
頑張らなきゃって…無理してる世間に合わせる必要なんか無いの!
ゆうり
あんたは何も悪くないんだから…自分にあった幸せを探せばいいんだよ。
うらぎ
僕はもう…無理しないでもいい…そんな優しい言葉…ありがとうございます…。
目次

あなたは何も悪くない

「周りのみんなが簡単にできてることが、自分だけできない…」
「なんて自分は駄目なんだ…」

どれだけ頑張っても、何故かうまくいかない、という経験はありませんか?

もしそうだとしても、決して自分を責めないでください
生きることに苦しさを感じてても、あなたは何も悪くないんです。

この世界は、全く平等じゃない。
言い換えると、みんなが違う個性を持って生まれてくる世界。

それが当たり前であり、僕らにはどうしようもなく、そう決まってるからです。

でも安心してください、僕たち人間には幸せを選べる自由意志があります。
平等じゃないからと言って、不幸になる訳ではない。

考え方ひとつで、幸せに近づける、楽しく生きられるんです!

世界が平等だと思う根拠はありますか?

「この世界は平等にできてるはず」
心のどこかで信じてた、いや…信じたかったこと

悪いことがあった次の日にはいいことがあるはずみたいな感覚。
でも普通に考えたら、何の根拠もないってすぐに分かるはずなのに…。

僕も、理不尽すぎる現実を突きつけらるまで、世界は平等であるって無意識に信じていました。

でも大きな挫折を経験して、平等じゃないことを身をもって確信したんです。

むしろなんで今まで、世界は平等だと思ってたのか?って不思議に感じるほどになりました。

まず、宇宙規模からこの世界をイメージしてください。

宇宙とは、人間よりも遥かに大きな力によって起きている、偶然の集合体ですよね?
つまりこの宇宙は、偶然やランダムが支配しているって訳です。

あんな
言われてみれば確かに…この世界は偶然の産物なのかも。

偶然やランダムとは、平等から最もかけ離れたもの、不平等のこと
そう、この宇宙・この世界は、不平等こそが基本になっているんです!

「この世界の本質は、偶然やランダムであり、不平等が当たり前なんだ」

僕はそれに気づくと同時に「平等になることの方が余程おかしいじゃん!」という感覚を手に入れました。

この世界の根幹である宇宙から考えたら、人間や生命の存在自体が誤差みたいなものなんです。

平等じゃないって確信できれば幸せになれる!?

この世界が平等じゃないって、信じたくない理由…
多分それは、認めることでより辛くなってしまうからですよね?

「なぜ自分だけが不幸に生まれたの…」って。

でも実はそこが大きな勘違いなんです!

平等じゃないことを認められれば、逆に人生は楽しくなっていきます。
受け入れることでストレスが無くなって、自然と幸せになれる感覚が手に入るんです。

平等じゃないとは、与えられるものがそれぞれバラバラであるということ。
全ての生命が、全く異なって生まれてくるということ。

生まれた時に持っているものが、0〜100まで違う、だけでなく…
その後の人生、例えば性格などによる社会への適合性なども、0〜100まで違うんです。

つまり、ある課題があって、できる人とできない人がいることは全くもって当たり前

もし自分ができない側だったとしても、それはどうしようもないこと自然なことそういう世界の作りになってるんです!
自分だけができなくても、落ち込む理由は全くないんです。

「できなくたって仕方ないじゃん!」は言い訳ではなく、本質だっていうこと。

ゆうり
このネガティブな思考をお薬のように使う考え方は、ショーペンハウアーを代表するペシミズム哲学から発想を得ているわ。
うらぎ
世界を悲観的に捉えるペシミズムに対して、良くも悪くもないと考える哲学をニヒリズムと言います。ニーチェが有名です。

その感覚を持てるようになれば…

「僕は悪くなかったんだ!それなら頑張ろう!」
「自分ではどうしようもないことを考えるのは止めて、できることをやろう!」

と、人生をより良くする方向に全てのエネルギーを向けることができるようになります。
自分を縛っていた不安や劣等感から解放されて、全てのことが楽しく感じられるんです。

これこそが、世界は平等じゃないって確信できれば、幸せになれる理由です。

もし逆に、世界は平等なはずなのに…って思ってたら、ほとんどのエネルギーはマイナスの感情として消耗されてしまいます。

人間は、自分と他人を比べて無意味に消耗してしまう本能を持っています。
自分は自分、他人は他人、違って当然なのに、比べるから苦しくなってしまう。

この悪習慣も、平等じゃないのはごく自然なことって認識できれば、変えていくことができます。

自由に楽しく生きよう!

「現代社会って、とんでもなく生きづらい世界になってしまっている?」

まったく平等じゃない世界に、社会という一律の生き方があることのおかしさ。
ほとんどの人が、そのレールに従うことを常識として教育されることの恐ろしさ。

たまたま弱く生まれた人が、他の人と同じ社会のレールに乗せられたら、苦しむのは避けられません。
若者の死因の第一位が自殺であるという事実がその証拠です。

でも僕ら弱者は、決して何も悪いことはしていない、楽しく生きる権利があるはず。
それは、弱い自分を認めれば、自分で生き方を選べると確信すること。

言い換えれば、常識や固定概念に縛られず、心を自由にしていく選択です。

自分は弱くないって勘違いして、一生苦しむなんて絶対嫌じゃないですか?
それなら、自由に楽しく生きることを選ぶしかないですよね!

全ては、この世界が平等じゃないって確信することから繋がっていくんです!

みんな違うって認識できれば、自分と他人を比べる意味がないって確信できる。

それは… 他人の目を気にしないで生きる感覚を育てていくこと。
他人主体の生き方から、自分主体の生き方にシフトすることでもあるんです!

あるがままの自分が持っている個性を大切にすれば、小さな幸せを大きな夢に変えていくことができるんです!

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