HuaweiのMate40 Pro Plusでカメラを楽しみたい!レビューと考察!P50proとの違いは?

あんな
あれ…携帯変えたんですか?
なんか見たことない機種ですね。

ゆうり
それ、ファーウェイのスマホじゃない!
なんでそんな不便そうなやつ選んだの?
うらぎ
はぁ…あなたたち…何言ってるんですか?
うらぎ
これはスマホではなく…カメラです!
ゆうり
いや、どう見てもスマホでしょ。
目次

ちょっと本格的にカメラを楽しみたい

前々から少し本格的なカメラを楽しみたいな〜、と思っていた所にひとつの閃き。

今の最先端スマホカメラなら、カメラという趣味としても十分に楽しめるんじゃないか?
いや…むしろスマホカメラである方が気軽に使える分、より撮影することを楽しめるのかも!

それなら妥協せずに、カメラ性能だけを見ての現状最強スマホを買ってやろうじゃないか!

てな感じでたどり着いたのが…HuaweiのMate40Pro Plusです!

最強カメラスマホ Mate40Pro+

スマホのカメラで最強を調べていて、まず出てきたのが中国のHuawei

アメリカとのトラブルでGoogleのアプリが使えなくなってしまう
そんな悪い意味で話題になっていたファーウェイですが、
カメラに関しては、他メーカーを寄せ付けないほどの高評価なんですよ!

そのファーウェイ製スマホの中でも、最強と言われているのがこのMate40Pro+です。

今のファーウェイ最新スマホはMate40シリーズの次に当たるP50Proなんですが…
なんとP50Proはアメリカの制裁によってカメラモジュールにSONY製を使えなくなってしまったようです。

スマホカメラの中で最高とされているSONY製センサーから、オムニビジョンというメーカーのセンサーに変更されたみたいです。
それによりMate40シリーズが、最後のSONYセンサー搭載Huaweiスマホになるんじゃないかと言われています。

さらに問題なことに、Mate40Pro Plusで1/1.28インチだったメインカメラの大型センサーが、P50proでは1/1.5インチに弱体化してしまいました。

もうひとつ残念だったのは、光学ズームの仕様変更です。
Mate40Pro+には純粋な光学10倍ズームが搭載されているんですが、P50Proでは光学3.5倍+ロスレスデジタルズームによるハイブリッド10倍に変更されてしまったこと。

現在、スマホカメラで純粋な光学10倍ズームが使える機種はたった3機種しかありません。
Mate40Pro+、同じくHuaweiの過去モデルであるP40Pro+、Galaxy S21Ultra。

そんな事情もあってHuaweiファンならMate40Pro+を持っておきたいという流れで…
型落ち機種のはずなのに、結構な入手困難になっています。

発売時の定価が18万円くらいで、今のフリマ相場が15万円くらいと…
Googleが使えない、中国語版しか存在しない、というハードルがあるので、ほぼカメラ専用となるとちょいと高すぎ、が正直な所w

でもまぁ、本格的なカメラを買うと考えたら、そこまで高くないっていう絶妙な価格です。
例えば、1インチセンサーを使ったXperia Pro-Iなんてほぼ20万円ですから、それ買うと思えば、総合性能で上回ると思われるMate40Pro+はお買い得なのかも…。

あんな
確かに、本格的なカメラ関係のものって異常なほどに高いですもんね。

洗練されたRYYBの大型センサーが神!

Huaweiカメラが評価されている上で外すことができないのがRYYBセンサーです。

普通のカメラのRGGBセンサーのG=緑を、Y=黄色に置き換えたものなんですが、
なんと光を取り込む量が40%も向上するというHuawei独自の技術です。

それによってHuaweiスマホのカメラは、暗い場所での撮影が他と比べて、考えられないくらい明るく映るんです!

その代わりこのRYYBセンサーは、P30Proで出た当初に、色の再現性が低くなる欠点があると指摘されていました。

そこでP40Proでは色味の調整がなされ、かなりの改善が見られたのですが、今度は補正が強すぎて、紫色(マゼンタ)が強く出てしまうという欠点を生んでしまいました。

そんな経緯を経て、Mate40Pro+では更なる色味の改善が行われました。
結果的に、Mate40Pro+ではRYYBセンサーの欠点だった色の再現性をほぼほぼ克服したという評価が多いです。

洗練を重ねたことでMate40Pro+のRYYBセンサーは、他社に比べて光量40%アップという強みをようやく完成させたという訳ですね。

実際に使ってみても、暗い場所でも驚くほど明るく、ノイズが少なく撮ることができます。
このメインの広角レンズだけでも、Mate40Pro+を買って良かったなと思うくらい綺麗です。

左がMate40Pro+、右は普段使いのGalaxyNote10+、露光などせず手持ちオートで撮影。

上の写真の等倍トリミングしたもの、細部の描写性能がMate40Pro+は段違いに高いです!

あんな
え!?スマホによってこんなに画質が違うんですか!?
ちょっとびっくり…。

ちなみにミドルクラスのMate40Proも、この完成されたRYYBセンサーが搭載されているんですが、
なぜかOIS=光学手ぶれ補正がついていないという非常に惜しい仕様になっています。

ついでに、メインの広角レンズ以外のレンズがRYYBセンサーなのかを調べてみたんですが、どこにも確定的な情報はありませんでした。

わかったのは前の機種であるP40Proに関しての情報。
P40Proのペリスコープ5倍望遠はRYYBセンサー、
P40Pro+の3倍望遠はRYYBセンサーで、ペリスコープ10倍望遠はRYYBではなくRGGBセンサー、
ということでした。

Mate40Pro+のカメラはハード的にはP40Pro+と近いと思われるので、同じ仕様なのかもしれません。
僕がカメラ素人なせいで、自分で判別できないのはご愛嬌w

ゆうり
なんか…随分とマニアックな話ね。

でもP40Pro+からMate40Pro+への進化は、RYYBセンサーの色味向上だけではありません。
もうひとつの大きな違いは、超広角レンズにあります。

Mate40Pro+の超広角レンズには、新開発のフリーフォームレンズが使われています。
これによって超広角レンズの仕様的な欠点であった、周辺部の歪み問題がほぼ解消されているんです。

そうそう、最新機種であるP50Proに関しては…
センサーのメーカー変更と同時に、RYYBセンサー自体を止めてしまったようです。
それでも新しくモノクロカメラを搭載して、AIによる合成でハイレベルな品質に仕上げているようで、流石のHuaweiと言ったところですね。

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