最新のSurface Proと安くなった型落ちどっちを買うべき?前モデルを選ぶ3つの利点とは!?Pro9 Pro7

ゆうり
やっとSurface Proのフルモデルチェンジ来たわね!
あんな
今回こそ…今まで購入を保留してた人も迷わず買っていいんですよね?
うらぎ
いや…それがですね…
実はPro8はPro7の完全な上位互換では無いんですよ!
あんな
え!?最新モデルなのに?
そんなことってあるんですか!?
目次

Surface Pro8を買うの…ちょっと待った!

スタイリッシュなデザインに生まれ変わったSurface Pro8ですが、実は機能の面でPro7から劣化してしまった部分もあるって知ってました?

「最新機種だから一番いいに決まってるでしょ」と良く調べずに買うと後悔してしまうかもしれないんです!

僕はPro7ユーザーで、いつか画面のベゼルが狭くなったら買い換えようと思っていました。
だからPro8が発表されてデザインを見た瞬間は「これを待ってました」って感じでもう買う気満々!

だったんですが…冷静になって仕様を良く見たら、本当に買い替えするのか結構迷いあぐねることになったんですよね。
時代の流れによって利便性が下がるという、昨今のデジタル機器あるあるがSurface Pro8にも起こってしまったんです。

型落ちになったはずのPro7の方が優れている部分が…なんと3つもあったんです!

Pro8はUSBメモリーやマイクロSDを挿しっぱなしにできない

まずひとつ目は、記憶容量・ストレージの拡張性です。
Pro7までは本体のSSDが少なめでも、USB-AやMicroSDスロットがあることで安価に記憶容量を追加することができました。

それがなんとPro8では、USB-Cのみになり、MicroSDスロットは無くなってしまいました!

すなわち…Pro8で広いストレージが使いたい場合は、本体のSSDが多いモデルを買うしか無いんです。
そしてSurface Pro8の本体容量を増やすためには、ぼったくり とても割高なお金を払わなければなりません。
ちなみに256GBから512GBに増やすだけで32000円ほど高くなります!

あんな
なんでUSB-Cでは駄目で、USB-Aじゃなければいけないんですか?

USB-Aの利点は、指しっぱなしにできるUSBメモリーがあるか無いかの違いによるものです。
USB-Aは極小サイズのUSBメモリーやMicroSDリーダーが普及しています。


USB-AとCのマイクロSDリーダーの比較。これだけの違いがあります。

USB-Cの極小メモリーも探してみたのですが、2021年11月現在、USB-Cで刺しっぱなしにできるものは存在しませんでした。
1番小さいものでも1cmほどはとび出してしまいます。

ちょっと裏技的なことになるんですが、実はPro8はMicroSDスロットが無くなった代わりに”SSDを交換できる設計”になっているんです!

ですが…使われているSSDがM.2 2230という非常に特殊なタイプで、交換用のSSD自体がまだまだ高価という本末転倒な状況になっています。
けど、できれば1TBに交換しときたいですよね。

Pro8の方が重量が重い!

そしてふたつ目は本体重量の違いです。
液晶のサイズアップの影響や冷却機構の強化により、Pro8はPro7よりも重くなってしまいました。

Pro7では800g弱だった重量が、Pro8では900g弱になっています。
この100gの違いなんですが、モバイル機器にとっては結構大きな体感の差になります。

Surfaceの特徴はキーボードを外すとタブレットとして使えることなんですが…

実はPro7の約800gでも少し重すぎると感じていたんですよね。
それが約900gとなると、手持ちでの利用は厳しく、どこかに乗せるような使い方になってくると思います

約800gのPro7ならジョイコンをつけて手持ちでのゲームもギリギリやれます

地味に見える100gの違いですが、タブレット目線で見るとかなり大きな違いなんです!

Pro8はファンレスモデルが無い

3つ目は、ファンレスモデルの有無です。

SurfaceってPro7までは、i7モデル以外が全てファンレスだったって知っていますか?
ハイスペックなWindows機のファンレスは珍しく、そのためにSurfaceのi5モデルを選ぶという人も多かったと思います。

それが今回Pro8になって、なんと…全モデルがファン搭載になってしまいました。
その原因はPro8のCPU、第11世代CoreのTigerlakeにあります。

Pro8のCPUはそれまでに比べて、電圧を高くしてスペックを上げることが可能になりました。
しかしその代償として、発熱も増えてしまい、熱くなった筐体を冷やせる設計が必要になったんです。

だから2021年のintel製CPU搭載ノートPCは冷却機構が大型化しているものばかりです。

まあ僕が持ってるPro7はi7モデルだったのでファンはついていたんですが、普通に使う分にはほぼファンは回りません。
Pro8でこの辺りが改悪されていたら嫌だなあという不安はありますね。

余談ですが、Pro8と同じTigerlakeを、Pro7と同じ筐体に搭載しているPro7+というモデルもあって…実はこのモデルなんと…i5までファンレスのままなんです!

Tigerlakeのi5をファンレスで発売したその結果ですが…
どうも発熱によるサーマルスロットリングが多発してしまったようで、Pro8のファン搭載の判断はそこから来ていると推測できます。

Pro7の実売価格の安さ

そして最後に…Pro7かPro8か迷っている人への、4つ目のPro7の利点。
それは単純に実売価格の安さです!

Pro8が出て、型落ちになったことでPro7の実売価格はガクッと下がりました。
特にメルカリやヤフオクの中古市場が顕著です。

ちょっと見た所、Pro8と比べて同スペックで数万円は安く買える感じ。
にも関わらず、Pro7の方が優れている部分も多いんだから迷いますよね!

Pro4やPro5辺りから買い換える人なら”タイプカバーが流用できる”こともPro7の良さになります。

実は僕、Pro4用の旧タイプカバーをあえて買ったんです。鮮やかな水色がめちゃお気に入り!

Pro8からはタイプカバーも変わってしまったので出費額はどうしても大きくなりがち。
しかしながらPro8には画面サイズアップによって見た目が良くなった、という最強さがある訳で…

Pro7か?Pro8か?
結論としては、人によって分かれる選択肢だと言えそうですね!

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