性能やデザインがグレードアップされて高い完成度になったiPadPro 2018年モデル、楽しく使ってはいるんですが…
性能以上にグレードアップされてしまった本体価格!
「タブレットの価格っていくらくらいのイメージですか?」
って聞かれたら多くの人が5万円くらいと答えるのではないでしょうか。
新しいiPad Proの価格はもはやその域ではありません。
第3世代iPadPro 12.9インチの価格は118,800円〜194,800円(税別)と、もはやノートPCの価格帯です。
ここでちょっと歴代のiPadの価格を一覧表にして見てみましょうか。
最も実用性のある2番目の容量でWifi版の税別の価格です。
iPad | 第2世代iPad | 第3世代iPad | 第4世代iPad | iPad Air | 第2世代iPad Air |
58,800円 | 52,800円 | 50,800円 | 50,800円 | 61,800円 | 64,800円 |
iPad Pro 9.7 | iPad Pro 12.9 | iPad Pro 10.5 | 第2世代iPad Pro 12.9 | iPad Pro 11 | 第3世代iPad Pro 12.9 |
84,800円 | 112,800円 | 80,800円 | 97,800円 | 106,800円 | 128,800円 |
Proになった段階で1段階上がり、今回また1段階上がった印象です。
初めてProになった時はApplePencilとスマートキーボードに対応ということで納得もできましたが、今回は機能的には新しい要素は無いのに理不尽な値上がりをしているのが分かると思います。
タブレットの良さはノートPCに比べて安いことだったはず
僕が買った第3世代iPadPro 12.9インチの256GBモデルは、税込みだと約14万円にもなりました。
それでも発売当初は浮かれた気持ちでむしろ安いでしょ!とすら思っていたのですが…
しばらく経って冷静になったらiPad Proってハイスペックだけどタブレットなんですよねw
どうあがいてもタブレットという枠組みからは抜け出せない。
それだけ払ってもビジネスシーンで使うにはアプリの壁がある訳です。
とても高速なCPUが載っていても使えるアプリが限られてしまう。
ノートPCと違って接続できる周辺機器もかなり限定されてしまいます。
14万円って言ったら新しいMacBook Airだって買えてしまいます。
つまりノートPCという出来ることを広げる権利を買える値段なんですよね。
Apple好きとしての感情をオフにして数値だけを見つめてみると、第3世代iPadPro 12.9はもはや常識外れの高さと言わざるを得ないです。
本体価格にさらに上乗せされるApple税
さらにiPad Proの怖い所は、多くの人が本体価格だけでは済ませられないところです。
お絵描き目的がある人は、何故か初代Apple Pencilが使えない仕様のせいで、14500円(税別)の第2世代Apple Pencilも買わなければなりません。
文字打ちをする人は、背面保護の一体化により19800円~22800円(税別)に値上げされてしまったSmart Keyborad Folioが必要になります。
そしてApple信者ならこれら2つ共を買わない選択肢自体が存在しません。
ウェブで調べてみても、様々なレビューサイトが買うなら全部でしょ!と脅迫のようにメンタルに迫ってきます。
さらに悩ましてくるのがApple Care+という14800円で2年間の保険が付くプラン。
iPad Pro 12.9の場合、わずかな故障ですら本体交換で74800円も取られるという理不尽なルールによって安く見せかけています。
いや、実際にお得なのかもしれません。
でも1年以内の故障ならメーカー保障がありますし、3年目に故障したら最悪かもって考えてしまいます。
僕はAppleが好きですが、盲目的な信者にはならないように気をつけています(^o^;)
自分が満足できるかどうか?という指標
その価格で買うべきかどうか?は、自分が満足できるかどうか?が重要です。
そして、人それぞれ満足できる理由は違ってくるんですよね。
例えば最新モデルを買う理由が、ドヤれるというプライスレスだったとしてもいいと思いますw
そういう意味ではApple製品が人気になるにつれて、価格が上がってきたことも納得できるような感じがしますね。
とは言え、型落ちモデルを底値で買うという選択や、Apple以外の製品を買うという選択肢も考察できれば理想的です。
冷静に考えてみれば、最新モデルを買うことって多少損する場合がほとんどなんですよね。
とまぁいろいろ言いましたが、僕は第3世代iPad Pro 12.9を買ってすごく良かったと感じているんですw
13インチ級でベゼルレスで手持ちで使える端末がこれしかないっていうのが理由になっています!
満足度を取るか、お得さを取るか、ガジェットは選ぶ段階が非常に悩ましいのも楽しさの1つと言えそうですね。
他にもiPad Pro 2018に関連する記事を書いています。↓からどうぞ!
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