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「今はどうやって絵を描いているの?」障害で右手を手術した僕が答えます

      2019/10/31

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「お絵描きは絶対に止めたくない!」

僕には理不尽にも先天性の障害にむしばまれ、絵師になりたいという夢を奪われた過去があります。


紆余曲折ありましたが、結果的に完治はできず…
僕は普通にペンを握ることを諦めざるを得ませんでした

弱い自分をありのまま受け入れることで、新しい人生を始める決意をしたとき…

「絵師になることは諦めたけど、お絵描きは絶対に止めたくない!」

僕の中に巻き起こったそんな衝動。
「創造することの無限の楽しさを失いたくない」という気持ち。

それは「普通にペンが握れないとしてもお絵描きを続ける!」という強い決意に繋がりました。

失いかけたことによって、お絵描きが自分を構成する大切なピース、かけがえのないものだって気付いたんです。

人差し指と中指と薬指でペンを握る

僕の症状は、右手の親指を使うと痛みが出てしまうというもの。
調子が悪いと触らなくてもズキズキする日もあります。
それでも手術を受ける前は、常に激痛が走り日常生活が困難な状態でしたので、かなり改善はしたんです。

ただお絵描きは健康な人でも腱鞘炎になる人もいるほど、手にかかる負担が大きいもの。
僕の右手の親指は、とても実用には程遠い状態と言わざるを得ません。

親指を立てて先端を軽く当てるようにすると、少し使用可能時間は延びましたが、根本的な解決にはならず。

「親指がダメなら、人差し指と中指と薬指で持つしかない…」

それは絵を描き続けたいという想いから、必然の発想でした。

親指を使わずにペンをコントロールするのは非常に難しく、最初はめちゃくちゃ不安定でした。
めげずに毎日少しずつ練習して1年くらい頑張ったら何とか許容範囲レベルで書けるようになりました

「これでまた絵が描ける!」

と思ったのもつかの間、すぐに問題が出てきてしまいました
僕の障害は、右腕に通ってる神経自体にあるから、長時間使うと結局どれかの指が痛くなってしまうんです。

それでも絶対に諦めきれなかった僕は、次の方法を試すのでした。

左手で描こうと頑張った

最終手段として覚悟はしてたけど、できればやりたくなかった方法。

それは、左手で絵を描くこと。


絶対苦労するって覚悟はしてた…。

けれども、利き手じゃない手を使えるようにするための努力は想像以上でした。

日常的に出来る限りのことを左手で行い感覚を鍛える毎日。
しばらく頑張ったら左手で歯磨きができるようになった。

「これならいけるかも!」

と思ったけど、絵を描いてみては段違いの敷居の高さを感じることを繰り返した

特に綺麗な線を描くことは不可能なんじゃないかってレベルの実感でした。

「右手ですら綺麗な線って難しかったのに、それを左手でやれるのか?」

様々な苦悩がありながらも、僕の絵を描きたいという気持ちはそれを上回っていました


“人生の災害”に負けない マインドレスキュー

丸や線やあいうえお等を機械的に描き殴ることを毎日繰り返し続けました。
本当に少しずつですが、確実に左手で描く技術は上達していきました。

しかしここでも僕はまた理不尽に巻き込まれてしまうんです…

希望が芽生えてきた矢先に、まさかの事態が起こりました

想定外の事態

左手の練習を始めて2年くらいが経った時でしょうか…

なんと左手の親指にも痛みが出始めたのです。

僕が手術した右手は、外反肘という肘部分による神経の圧迫に原因ががあったのですが、左肘も程度は軽いけど近い形状をしています

だから同様の痛みが出る可能性は無いとは言えなかったんですが、全く警戒していませんでした。
これには本当にショックを受けて、しばらく何もする気力が無くなってしまったほど。

でも左手の精度自体は上がってるし、やはり絵を描くことを諦めきれなかったんです。

「こうなったら左手の人差し指と中指と薬指も鍛えるしかない」


これはもう本当に大変だった…でも僕は頑張りました。

このとき僕を動かしていたのは「納得できない」や「後悔したくない」という気持ちだけだったのかもしれません。

納得できない気持ちだけで凄まじい時間と労力を失った

「なんで神様は僕から絵を描くことを取り上げるのか…」

「いや…全てを受け入れて前向きに生きるって決めたんだ!」

そんな想いで、毎日少しずつ積み重ねることを3年ほど頑張りました

その結果、何とか落描きくらいなら楽しめるようになりました!

↑この絵は、全て左手のみで描きました

それでも前よりもかなり遅筆になってしまうという避けられない問題がありました。
一人前には描けないと言わざるを得ない状態です。

でも、そんなことはもう重要じゃないんです。

「僕はもう一度、絵を描くことを楽しみたかった」

絵師を目指してた時みたいに描くことに縛られるのではなく、自由に落描きを楽しみたい。

それに、最終的にはやっぱり受け入れるしかないんですね。

全力でお絵描きを楽しみたい

僕は今お絵描きする時、

右手の親指先端持ち
右手の人差し指と中指と薬指持ち

左手の親指先端持ち
左手の人差し指と中指と薬指持ち

という4つの持ち方をローテーションさせて描いています

僕にとって少しの痛みはもう友達みたいなものなんですね。

でも不思議なことに、こんな難儀な方法でも慣れてくると凄く楽しいんです。

iPadとApplePencilを持って喫茶店に行って落書きを楽しむ。
僕はもう本当にこれがしたかったんです!

そんな小さな幸せがある生き方をもっと追求していきたい。

ジュラビー
強い想いさえあれば…本当に何でもできるんだ!

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